あんたはエライ。

標準装備のディスクとキャリパー。何の変哲も無いディスクと片押しキャリパー。一般の感覚ではプアーなブレーキシステム。僕もチョット不足を感じディスクだけ口径の大きな物を用意しています。

このディスクで、これ以上の制動力アップ(コントロールし易いと言う条件付きで、其れさえ気にしなければなんとでも成ります)はまず無理。との判断です。

でもその前にマスターの無効ストロークの多さが気に成ってきました。

無効ストローク。つまりレバーを握り始めてもピストンを押す迄の距離が長いのです。

一瞬遅れるんですね。

ディスク交換はホイール交換が必要。タイヤはまだ換えたばかり。タイヤの寿命後にホイールごとディスクを換え様としていました。

結果、だいぶ前から手に入れているディスクよりも、一足早いマスター交換に成ったのです。

只、無効ストロークの多さはマスターだけの責任では無く、キャリパーに責任の有る場合も多いのです。

マスター交換で治らなかったら、キャリパーもかな?益々泥沼状態・・・・・(汗)。

とりあえず、マスター交換の終ったSTを路上に引き出す。

発進。最初の曲がり角。

エーーーーー。効かないのは、キャリパーやディスクの責任ではなかったんだ。

無効ストロークが少なくなったのは勿論ですが、効きも強力に。今までのつもりでレバーを握るとフォークの沈むのが早い。

ガツンと効くのではないので怖くは有りません。あくまでもコントロール下で強力に。

こんな事ならディスクなんて買わないで、マスターを交換すれば良かった。効きが強力に成るのは想定外。

キャリパー、ディスク。あんたらはエライ。

 

2009.10.2

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