待望の鋳鉄ディスク

意外と早くやって来た、ウェーブディスクとの別れ。勿論ノーマルよりは普段は良いです。でも連続下りとなると、ノーマルよりも情け無いかも?

タッチの剛性感の無さは、我慢出来ないんですね。それが欲しくてホースを換え、マスターを換えて来たのですから。

先日の裏磐梯を中心のワィンディング。僕が普段楽しんでいるワィンディングと違い、下りが急で兎に角長い。それでいて車が少ないのでアベレージ速度は上がり気味。

低速でのブレーキングには問題が無く、ある程度のスピードから剛性不足を感じるんですね。

丁度良い具合に、2号も略同じブレーキシステム。こちらでは全然問題が出ないのです。と言うか速度が上がる程、効きが良く成る感じなのです。勿論コントロール範囲ですし。

ST1台だけでしたら、気付かなかったかも知れません。

花びらディスクは、購入後あるサイトで酷評。信頼出来るサイトでしたし。慌ててベルリンガーを買ったのですね。

まあ、予定通りとも言えるのですが。

で、花びらを付ける時に、二つのディスクのサイズは比べていました。

まずディスクの厚み。ベルリンガーの方が1mm厚い。まあこの辺は問題ないのですが、一番の問題はディスクの厚み中心が1mm程違うのです。

ブレンボにベルリンガーを入れると、ほんの僅かの隙間しか有りません。

キャリパー取り付け位置はかなりのシビアさが要求されます。

とりあえず、今のキャリパー位置の侭ディスクだけ交換して見ました。強引に入れてお互いを破損させると拙いので、キャリパー取り付けネジは緩めて有ります。

内側にはディスクとキャリパーに隙間が有りますが、外側はゴチンコ。

一般的には、此処の調整にシムを噛ませるみたいですが、剛性を気にしたら使いたく有りません。

キャリパーサポーターの調整で位置出しをします。

キャリパーの止め位置を0,95mm削りました。以前の実測で略1mmと判っていたのですが、削り過ぎると面倒と5/100少な目に。

取り付けると、略ドンピシャ中心。しいて言えば5/100の手加減は要らなかったかな?

何せキャリパーの隙間に対し1mm薄いだけのディスクです。嫌がられるディスクかも。

外したディスク。不思議なほど、平に減っています。此れが若干でも段差を感じたならパッドの交換か研磨が必要ですが、指でなぞってOK。平なのは赤パッドのお陰と思っています。

取り付け完了。ほんの僅かの隙間でキャリパーとディスクは接しません。ディスクアダプターが振れていたらオーマイゴット。

ディスクの色は塗装の所為。鋳鉄ディスクは直ぐに錆びるので、錆び止めの塗料が塗って有ります。

この塗料が落ちる迄は、正常な効きは期待出来ませんので注意。

走れる様になったら、浅川さんのところへ自慢しに行って来よう(笑)。

 

2011.9.13

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