ノーマルキャブでは十ヶ月遊ばせて貰いました。初めて弄ったPAJ(パイロットエアージェット)、同じく初めての経験のJN(ジェットニードル)の研磨作業。

何しろセッティングパーツの無いノーマルキャブです。いたる所の手直しチューン。POPヨシムラの昔はこうだったんだろなー・・・。なんてとんでもない大先輩を身近に感じたりして、結構楽しんでいました。

でも、最初から感じていたメインボアの大き過ぎ(32Φ)は僕にはセッティング不能。

自分なりに精一杯やったと言う実感は有りますので、リタイアしました。

去年の夏に買っていたTMR。ノーマルのセッティングが出たら出番は無し、と言う状態だったのですが、ノーマルが僕にはセッティング出来ない。TMRなら出来るかな?

負圧キャブの難しさに遂に逃げ出したと言うのが本音です。

TMRを付けるにあたって絶対に無くしたくないのが、エアクリーナー。しかもノーマルを付けたい。

結構苦労しましたが、何とか付けられました。

イン、アウト共アダプターは一個物です。キャブの全長が殆ど一緒でしたので助かりました。

でも、ノーマルキャブは凄いですね。バタフライバルブが有るのに、TMRと変わらないなんて。

左側はホースが二本。

一本はガスホース。キャブ側は8Φ。コック側は6Φ。アダプターを作ってホース径の違いを逃げています。

もう一本のピンクのホースはフロート室を大気圧に維持する為のホースです。ゴミが入らない様に適当に這わせます。

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