MAJが生きたTMR。

昨日、MAJを生かしたTMRで300km程走って来ました。意図的にジェッティングは一切弄らずに・・。

まず、エンジンの始動性。

今迄と、一切変わりません。セルボタンに触れるだけで一発始動。

普通に暖気後走り出します。30km強、略市街地走行。

開け始めに、今迄よりも若干の薄さを・・。そう言えば京浜の取説には、MAJの効く範囲、全開近くのごく一部、って成っていたなー、メイン系が働いたらMAJも働く筈なんだけど。

そんな事を思いながらの走行。エンジン温度が十分に・・。

思った通り、アイドル回転数が上がって来た。従来よりも100rpm程。PS調整ドライバーを忘れてしまったので、スロットルストップスクリューを若干戻して対応。

薄くなった量が多い場合は、この対処をするとアイドリングが不安定になるのだけれど、不安定にならないので、薄くなった量は極少。まあ、パイロット系は薄くは成っていないのですから・・。

その後は、一切のキャブ調整無しで走行。

高速に乗ると、開け始めで若干の薄さ。1/2辺りまで続きます。でも、面白いのは、今迄この感じの薄さだと、まともに走らないのに、普通に加速。トルクを感じないので遅くなったかと勘違いをするけども、周りの車に遅れないどころか、今迄よりも簡単について行く。

九州で感じた4000rpm台でのトルクの谷も減少。薄いんだけど実用トルクが上がっている。

90〜100km/hで流しても、スロットルの開きが少ない。

要は、今迄よりも薄いんだけど、霧化特性のアップで燃焼が良くなりトルクが出ている。

その後、色々なシチュエーションでの試乗。

まず、高回転の廻り方には脱帽。単気筒じゃないよね。油断をしているとシフトインジケーターがピカピカ。

こりゃ、タコ無しで走るのは危険。オーバーレブさせちまう。

一切のジェッティング無しでこの走り。フィーリング的に、此の辺をチョット濃くしたい、と言うのは有るけど、兎に角、セッティングの範囲が広がったのは確実。燃費も良く成りそう。

其れと、TMRを使っている方で一番の問題点。ドンツキ。

減りました。間違いなく減ってます。僕のは略問題ないまでには成っていたけど、特定の条件ではスロットルを開けるのにチョイ気遣いを。其れが減ったんですね。

さて、今迄はPAJとしての番手だけそろえたけど、MAJに対してもそろえなくちゃ・・。

2010.10.23

追記です。

基本的にMAJを生かしたのは成功でした。セッティングが合って来ますと、ラフなスロットル操作も許してくれる様に成って来ました。

TMRはドカンが無ければつまらない。と言う方にはお勧めしません。あくまでも使い易いキャブにしたいと言う方だけにお勧めです。

ジェットの一部を換えました。狙いは的中。もっと詰められそうです。

今後のセッティングの日々はブログ(単車日々徒然)の方へアップします。今後の動きはそちらを覗いて下さい。

2010.10.24

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