リアサスを沈めて見たら、見たくない物が見えて来ました。アライメントの狂い。最初はシートレールが狂っているのかとも思えたのですが、ジッと真後ろから見ますと、若干リアホイールが左に寄っている。メインパイプから直線を引き、其の位置のシートレールにマーキング。其処から垂線を下ろすと・・・・・・・・・・。

明らかにタイヤが左によって居ます。測って見たら約2,5mm。

ヨカッター。スィングアームのビボット部での調整範囲内。後輪が左に寄っているって事は右に取られやすいって事で、1号時代の症状と合点が行く。

ビボット部のテフロンカラーを作り直すようだけど、アライメントの狂いは気持ちが悪い。

BMのサービスマニュアルを見ると、ミスアライメントは5mm以内と成っているので、許容範囲とも取れるし、図面では後輪が右寄りで書いてあるので、左オフセットはダメなのかもしれません。よくハンドルを取られるのはシャフトの癖だとか、BMは最初からその辺を振って調整してある、と言った類の話は迷信の一種と思っています。だって、言っている人達、どちらに何度、何ミリといった数値は絶対に言わない。一台一台違うんでしょうね。全台数が同じ方向で同じ数値狂っているのなら、意図したと言われても信用しますけど。(メーカーの設計図を見るまでは何が本当か解りません。)

2006.2.18

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