ブレンボ純正パッドって?
今迄、何の疑問も持たずにブレンボ純正パッドを使っていました。1号時代の車体が重かった時は良かったのです。
2号に成り、車体が軽くなったら効き始めにシビアさを感じて来ました。
マスターを12,7Φから14Φへ交換してかなり良くは成ったのですが、STのブレーキがドンドン良くなりチョット拙い状態に・・・・・・・。
STも最初はブレンボ純正パッドでスタートしたんですね。絶対的な制動力は上ったのですが、コントロールがし難い。コントロール性はSTの純正ディスクにディトナの赤パッドの方が、はるかに良好だったのです。
パッドの性格はディスクによっても変りますので、自信は無かったのですが、同じディトナの赤パッドに換えました。
最初は其れ程の差を感じなかったのですが、ディスクとの馴染みが出た辺りから、効き、コントロール性共に僕好みに。
よほどの事が無い限り、この組み合わせは僕のベストチョイス。
先日の2号の暫くぶりの試乗。キャブに気が行っていますから、車体周りは気に成らなかったのですが、ブレーキだけは気付きました。STより効かない。しかもコントロール性もSTの方が上。
拙いですよねー。あんなに意気込んで作った2号。新参者のSTに負けてしまっては・・。
で、どちらのバイクもキャリパーは同じ。ディスクも同じメーカー製。と言う事は赤パッドとの相性も悪くは無い筈。
キャブが良く成ったのに、ブレーキがついて来なかったら、タダの暴走マシンです。
へへ、実は其のつもりで、赤パッド、もう一組持っていたのですね。
ブレンボのパッドを外すのは凄く簡単。1〜2分で出来ます。
今回のキャリパー。オーバーホールした時にパッドも新品に変えて有りますので、バッドは殆ど減っていない筈。赤パッドとの厚みに差が無ければピストンを押し戻さないで交換が出来ます。
押し戻す必要が出た場合は、キャリパーの洗浄(特にピストン外周)は必須です。
外したパッドの換わりに赤パッドを入れましたらスルリ。若干赤パッドの方が薄いみたい。此れならピストンを戻さないで済みます。
外した純正パッドと赤パッド。赤パッドの値段は純正の半分と言うのも嬉しいです。
でも、ブレンボの4ポットを使うと、パッドが選り取り見取りなのも助かります。社外パッドでブレンボ4ポット用と言うのはまず有りますので。
お約束の背面研磨。此れをすると間違いなくタッチが向上。
この後、薄っすらとブレーキグリスを塗ってキャリパーに挿入。
板バネとピンを差し込んで完了。
さて、どんなタッチに成りますやら・・・・・。
2011.2.8