リンク周り。
兎に角時間が掛かり過ぎですね。
左キャブのリンク周りが出来たのは数ヶ月前。それでストップ。
拙いですよねー。来年3月で車検が切れる。
流石にお尻に火がつきました。
ヤット右側も完成。キャブが左右対称で無い為に、角ステーのサイズが左右で違うのです。つまり左右別々の図面が必要だったのですね。
何処からの寸法を測ればよいかで、頭を捻ったり。
で、ワイヤー。
張り付きの起き易いと有名なCRです。リターン側のワイヤーも手を抜けません。手を抜くのは簡単ですが、リターンスプリングに無茶強力な物が必要に成ります。
ワイヤーの手抜きを、スプリングで誤魔化しているの、結構見かけますよね。
勿論、個人でつけた場合は自己責任ですから、なんにも言いません。
でも、お金を取っているプロの仕事で、この様な作業を見つけたら、そのショップへは絶対にどんな仕事も頼みたくないですよね。
昔、グッチのデロ。リターンスプリングが此れでもかと言うくらい、とんでもない物がついていました。
初めて乗った時、『イタリア人の握力はナンテ強いんだ。』って感心したんです。
僕の握力は平均以下。スプリングを何種類か特注。
テスト走行で、張り付かなくて一番弱いスプリングをチョイス。
東北方面へ1泊ツーリング。
途中のワインディング。気分良くコーナーを・・・・・・・。
幾つ目かのコーナー。スロットルを閉じても、エンブレが極端に弱い。
つまり、左右どちらかのスロットルが閉じなかったのです。
コーナーギリギリで入っていた訳でもないので、クラッチを握ったままで、スロットルを軽くブリッピング。
直ぐに閉じてくれましたが・・・・・・・・。
ギリギリで飛び込んでいたら、間違いなくコースアウト。ガードレールを飛び越して僕は崖下へ。
走れないマシンは怖く有りません。
止まれない、減速できないマシンは凶器です。
2010.12.01