リアサスをWPに変えました。ノーマルにそれ程の不満が有った訳ではないのですが、グッチが1万数千キロで抜けてしまったので、こいつもそろそろかなの思いで交換しました。グッチの時にWPの輸入元が親切に対応してくれたのもWPを選んだ理由です。

交換してみると、バネレートが純正より柔らかく、路面の繋ぎ目での突き上げは減りました。只良い路面ではそれ程の差は有りません。プリロードが細かく調整できるので、バイクの姿勢の調整が楽になりました。

ノーマルサスの最弱以外での使用は、僕には有り得ないセッティングです。(タンデムや重装備のキャンプ道具一式なら必要でしょうね。)

プリロードが無段階に調整出来るのは良いのですが、どのくらい廻したか判らなく成ります。そこでリングナットの一部にマーキングをしました。(マジックインキで十分です。)こうすれば何回転(セッティングが決まってきたらそんなに廻しません。1/2回転の世界です。)廻したか判ります。(リングナット裏側には黒いマーキングがして有ります。)

ネジピッチが1,5mmですので、一回転1,5mmに成ります。つまり一回転締めるとサスが垂直の場合はリアが1,5mm上がる計算に成りますが、レイダウンしてあるので、更に上がる量は増えます。

僕は、プリロード0の位置(リングナットがスプリングに触れ、でも縮めていない位置)にマーキングをし、其処から何回転といったセッティングをしています。

ちなみに僕のセッティング状態です。プリロード13,5mm。ダンパー3。但し僕の場合、フロントスプリングも変っていますし、突き出し量も変えています。あくまで僕の場合です。

しつこいようですが、サスの硬さは、プリロードでは変りません。単に姿勢の調整です(リンクサスの場合はリンク比の関係で、この辺が複雑です。レイダウンサスはダンパーの効きがスィングアームの位置によって変ってきます)。硬さを変えたければスプリングの交換以外有りません。今迄は標準装備のスプリングで満足していましたが、今回の改造で、リア周りの重量が軽く成っています。(僕も軽くなっている。笑)スプリングの交換が必要になるかも知れません。

2006.2.3

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