ボクサーに乗っていますと、バッテリー上がりは極常識の様です。でも、今のバッテリーは自己放電が少なく成っています。普通なら一ヶ月以上エンジンを掛けなくてもバッテリー上がりは無い筈。ピンキー1号時代は平気で一月以上ほっておきました。でも何時でもセル一発でエンジン始動。RSに乗っている方達は時計が電気を食うんじゃないか?と言われていますが、単三電池一本で一年は動くのが時計の常識。この程度はバッテリーの自己放電範囲です。バッテリー上がりを防ぐのに、アース線を外している方も見受けられますが、線を外すと上がらないのは何かが電気を喰っています。
イグニッションSWは切って有る訳ですから、SWで切れない回路が喰っている事に成ります。
僕のピンキー2号も遂にその洗礼を受けました。此処の所忙しくて乗っていません。丁度3週間ほって置きました。で、暫らくぶりにエンジン始動。セルがクッと言った切りで回りません。ウッソー、そんなーーーーーー?
バッテリーは購入したて、自己放電の少ないMFタイプです。何かが電気を喰っていたな。其れもホンの僅かずつ。
バッテリーのプラス側の配線を外し、配線とアースの間の導通を測ると僅かに有ります。本来は数メガは有るのに数100k。で、何度か計っていたら数メガに戻ってしまった。ハッハーーーン。こんなのは絶縁不良か半導体の悪戯に多いです。
レクチに繋がっているプラスの配線を外すと絶縁抵抗無限大(測定不能)。犯人はこれか・・・・・・・。
で、冬眠中のグッチ君も同じレクチを使っている。じゃあ、とりあえず交換しちゃえ。
で、写真のレクチはグッチ用です。BM用と同じ物。
早速取り付け、絶縁を測ったら、此方の方が小さい。で、思い出しました。冬眠直前のグッチ君。バッテリーがあがり易かった。2週間も止めておくと、セルに元気が無くなる。安物のバッテリーに付け替えたばかりだったので、バッテリーがダメとばかり思っていたけど・・・・・・・・・・・・。
と成ると、グッチに付いていた物は更に危ない。翌日からは一泊二日のツーリング。要は宿泊中に放電し切らなければ大丈夫。3週間でカラッポ直前だから一晩は平気と踏んでのツーリングでした。
ヤハリ出発の朝はボッシュ君元気元気。無事帰宅。
この様なパーツの不良はテスターでは判りません。正規の12Vが掛かっていないからです。更に半導体と言う不思議な名前通り、不良と言っても気分次第でやばくなったり平気だったり。
と言う事で、レクチに入っているバッテリーからの配線を外した侭で、3週間様子を見る事にしました。丁度梅雨に入りそうですし、シートの張り替えもする様ですし。
結果が楽しみですネ。
2007.6.7