頑張っています。仕事ですから当たり前ですが。全部の配線が終わりました。一般には此処で配線ミスのチェックでしょうが、立体的に組んで有るので、基本的に不可能です。パーツの下側は見えません。ですから、実体図を書かないと難しい配線です。配線ミスのチェックは部品を付ける前に済ませておきます。線をひく度に、何度も確認。部品をつける時にも確認です。
最初の通電は整流管だけ挿さずに、それ以外の真空管は差し込んでの、ヒーター回路の動作チェックです。直流点火をしていますので、電圧チェックは欠かせません。またその時、ヒーター電源からパイロットランプ(発光ダイオード)の電源も貰っているので、ランプ類がキッチリ点くか、セレクターと連動しているかを見ます。B電源が流れていないので、ヒーター回路の電圧は若干高めに出ます。
この状態で1時間通電。臭いや異常な音の出ない事の確認です。
最終動作チェックは、一旦頭を休ませ(早く聞きたくて焦るとつまらないミスを犯すものです。)スッキリした頭でやりましょう。
2006.10.7