シングルディスク

僕の走り方では、ハードブレーキングは殆どしません。また握りゴケが怖いので、足回りがブレーキに対して勝っている事が、心情的に安心です。また年式の為、マスターが13φでした(後年は14φなのを知らなかった)ので、レバーがグニャグニャ。どちらかと言ったらカチッとしたタッチが好みです。そこで思い切ってディスクをシングルにする事にしました。

スペーサーは旋盤で挽きました。結果は普通の使用では容量不足は感じません。(後日飛ばし屋の友人に足りんって言われましたけど。)

其れよりもジャイロ効果が少なくなったので、コーナーでの切り返しが軽くなったのが僕にとっては大きなメリットです。シングルに乗ると、ダブルは切り返しにフロントが後からついてくる感触です。

今この写真を見ていて感じたのですが、この頃はディスクも奇麗だったんだなー。表面が平ら。これから1万数千キロで、ディスクはボロボロ。(偏磨耗) どうゆう風になったかと言いますと、クラブマン誌240号の表紙のマシンの様になってしまったのです。(悪い見本にしてしまいました。m(__)m)モノサス系のディスクは穴の部分が減りやすいと聞いています。もうそうなったら、パットを交換するとまるっきり効かなく成ります。ディスクの磨耗に気付かずに(クラブマン誌までは成っていない。)パットを交換したら全然効かなくなりました。慌ててパットを外して見たら、当っている処が最内周と、最外周だけ。これじゃ効きませんね。新品のパットに変な癖をつけるだけです。パットを直ぐに元に戻し、ディスクを交換。その時同時にパッドを新品にしました。

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