エンジンが動いたのでやっとこの辺を書く事が出来る様になりました。暫く(丸4年)ほって置いたキャブ(ビング)ですが、何も手を触れていなかったつもり(これが怪しい)なので、分解もせず、其の侭ポン付け。

エンジン始動。アイドリングが落ち着かない。暖気が済んでもアイドリング回転数が変に低過ぎる。

考えて見ると、キャブを店内のテーブルの上に転がして置いたりしていた時も有った様な・・・・・・・・。

色々な人が遊びに来る店内です。こう言うのを見ると『これなんですか?』って聞いてから手を出す人。聞いて来た時には既に手に持っている人(汗)。この後者が危ない。置いた侭の自分も悪いのだが、僕の周りには手を触れられると困る物がゴロゴロ。

と言う事で(笑)左右の誤差を見る事にしました。

写真は僕愛用のバキュームゲージ(爆)。そんな高度な物では有りません。中央のアダプターをキャブの入り口に押し付け、中央の突起部分は白いホースの先端に付きます。空気の量は昔の達磨ストーブのようなバルブを回転させて調整。

するとオレンジ色の中に入っているフロートが吸い上げられて、中で適当な位置に止まります(実際はエンジンの鼓動に合わせて1cm程上下運動)。

この上下運動が、エンジンの状態を判り易くしてくれます。上下動の幅が左右とも同じなら基本的にOK。もし違っていたら少ない方のバルブ周りは怪しい。(左右とも同じ様におかしいと、揃ってしまいますがね、笑)

これを左右でして、同じ処までフロートが上がる様に左右のスロットルストップスクリューを調整します。

これをやったら、メチャ違っていました(笑)。これじゃアイドリングは出来ません。

その後、スロットルの開き始めの調整。

バッチリスロットルについて来る様に成りました。

バキュームゲージの無い方は次の方法で

2007.2.20

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