コーン紙を先に張り替えてしまうと、取り扱いに気を使います。先にドライバーの調整。

ドライバーの現状をチェック。発信器からの信号(サインウェーブ)をアンプで増幅し、ドライバーに直接加えます。この時使うアンプに注意をしないと余計な出費が。

絶対にDCアンプ等を使ってはいけません。ネットワークが間に無いので、DCドリフトを直接入れてしまいます。条件として、絶対に発信しない事。DCが出力されない事。ショックノイズを絶対に出さない事。周波数特性は20〜20kHz(ウーハーにも使う為。)で十分。出力は2Wも有ればOK。

こんなアンプは作っちゃいましょう。真空管なら簡単簡単。6L6の3結シングルで作りました。ユニット右に見える箱が其のアンプです。作ってから20年近くに成りますが(20年超えたかも?)一度もチェックしていません。でも、何時でも必要な時に働いてくれています。発信器の信号だけを入れられて、一度も音楽を流してもらっていない可哀想なアンプです。(ウーン、どんな音がするのかなー?)

ドライバーのチェックには1kHz以上の信号をスイープさせながら耳でのチェックです。

タンノイは1,2kHz〜1,3kHz当りにボイスコイルを擦り易いポイントが有ります。その辺をユックリと周波数を上下させ澄み切った音が聞こえればOKです。でも、その様なユニットには中々当りません。新品でもおかしな物が有るくらいですから、使い込んだ物は全滅状態です。

このユニットもダメでした。

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