今回、暫らく振りにQRKのメンテナンスを行ないました。懐かしいターンテーブルです。僕が最後に使った市販のターンテーブルです。このQRKが生産完了になり、オリジナルターンテーブルの製作に踏み切ったのを昨日の事のように思い出します。

ターンテーブルも散々色々と遊ばせてもらいました。一度買ったQRKを手放し、当時絶賛だった糸ドライブのターンテーブルに換え、暫らく付き合いましたが、やはりQRKに戻りました。(つまり二度買った。)

其の僕が、また糸ドライブを使っているのですから、僕の周りの人達は大変です。(笑)

でも、ハッキリ言えるのは、僕が接したターンテーブルの中で市販品ではこれが一番です。僕の周りにはまだこのターンテーブルを使っている方が沢山います。

でも生産を完了してから15年以上経っています。どの様な機械もメンテが大事です。それに気付かず使っていますと、取り返しのつかない事になりかねません。

このターンテーブルも、ユーザーは何も気付かずにいました。偶々僕がお邪魔した時に異常を発見して今回のメンテになりました。

どうでも良い話。

僕がこのターンテーブルを使っていた頃、有る方が紹介でやって来ました。自動車メーカーで長年設計に携われ、最近定年退職。設計した車の数々は有名な物が殆ど。其の世界では有名な方らしい。僕の音に感心して言われました。『このターンテーブルの中心が凹んでいる。此処で程よくレコードを鳴かしてバランスを取っているんでしょうねー。』本当の事を言うと可愛そうなので、僕は無言。(僕は反論したい時は無口に成ります。)

写真で判るでしょうか?ターンテーブルの中心直径20cm辺りから内側が凹んでいます。で中心部は直径40mmぐらいが、外周と同じ高さになっているのを。

これはなんでしょう?  答えはこちら

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